CP+2014展示作品の制作プロセス
作家名 村田 光司 Koji Murata
用紙
EPSON UltraSmooth Fine Art Paper
用紙を選んだ理由
エプソンのUltraSmooth Fine Art Paperはマット系ファインアート紙の中で優れた濃度感とシャドウの表現力を合わせ持つ。スムースな面質と相まって、この絵が必要とする微妙なシャドウと幹の表情を見事に表現してくれる。ややアイボリーがかった紙白も選択理由の1つである。
プリンター
>EPSON PX-5V
ステートメント
タイトル「人の旋律」
人が周りのものと関わるとき、必ずといっていいほど、ある旋律やリズムが織り込まれていく。人がこしらえた造形物はもちろんのこと、自然に対してもである。
そこに人の手が入れば入るほどそれは顕著になっていく。
自分の旋律にそって周りに影響を与え、それを鏡に映すようにして美と感じる。人間とはそういう生き物であると私には思える。
レタッチ及びプリントの作業内容
- 北山杉の持つラインの美しさを際立たせるために、余計なディテールを排除しようとPhotoshopで[ぼかし効果]を入れた。
- 用紙の階調特性を踏まえ、シャドウ領域を少し明るめに補正した。
- 自作ICCプロファイルにてプリント。