フォトレビュー会場
1969年から始まったアルルのフォトフェスティバル。この時期アルルの街は写真展やワークショップなども開かれ、写真一色になります。
フォトレビュー会場は市民センター。街を行く誰もがフラッと入れます。海外での初レビューにアルルを選んだのはこんな親しみやすさがあるからです。
フォトレビュー風景
今回、アルルでのフォトレビューに参加したのは、蓮見浩明さん、田上晃庸さん、佐々木一弘さん、五島 直さん、前田有歩さん、原田浩司さん、佐藤かな子さん、千代田路子さん、加藤雄一郎さんの9名のメンバー。当初は引率だけするとおっしゃっていた吉田繁先生もお手本になればと参加し、総勢10名の参加になりました。そして、フォトレビューに参加したメンバーが凄かったのは直前のラストスパートでした。プリントを追い込み、アーティストステートメントをブラッシュアップし、見せ方の工夫をし、英語をさらに磨いて……。参加するだけでもたくさんの意義があり、自分自身のレベルが相当に上がったことをそれぞれが噛み締めていました。
レビューのダイジェスト動画
フォトレビューの参加者全員の中でもSAMURAI FOTOメンバープリントはトップクラスでした。これもクラブでお互いに努力し合った結果。吉田先生に教えてもらって用意したCDや、デザイナーの清水さんに協力してもらったリーフレットも大いに役立ちました。また、蟹江さんに指導してもらって完成させたステートメントはほとんどの方が素晴らしいと誉められていました。レビューのリハーサルを行なってくださったエバレット・ブラウンさんにも感謝です。今回は参加できなかったSAMURAI FOTOメンバーも本当によくサポートしてくれました。また、サポーターとして参加してくださった皆さんにも、お礼を申し上げます。
フォトレビュー前
レビュー初日、始まる前の記念写真。気合いが入っていますが、少し緊張気味なメンバーです。
フォトレビュー終了後
疲れはありましたが、この笑顔を見れば、どんな成果があったのかおわかりになるでしょうか……。
アルルの街で……
レビューを終えて……
すべてのフォトレビューを終えたあとはプロヴァンスの美しい村で乾杯!! これは最高に美味しいビールでした。初めて、世界のギャラリーやキューレター、パブリッシャー、フォトフェスティバル・コーディネーター、プロフェッサー、エディターに作品のプレゼンテーションを行なったメンバーたち。そして、現在すでにオランダのオンラインマガジン掲載2名ほか、ギャラリーの紹介やバルセロナのギャラリーでの展示会のお話などをいただいています。
来年はパリフォト、再来年はヒューストンのフォトフェスタと今後も海外へ挑戦し続けるSAMURAI FOTOをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
南仏プロヴァンスの旅
こちらはオマケの動画です。アルルのフォトレビューに参加するだけでなく、プロヴァンスの美しい村や光の勉強をするため、セザンヌとルノアールのアトリエにも足を運びました。吉田繁先生のコーディネイトによるフォトレビューも含んだ1週間の旅は思い出深いものになりました。
