世界最大規模のポートフォリオレビュー FOTO FEST 2016に挑戦!

Reviewing

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FOTO FESTは1986年から始まったアメリカで最初の国際的なビエンナーレで、今年で16回目を迎えました。写真はレビュー会場前のロビーです。

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吉田先生はヒューストンは3回目。参加者の多くはすでに美術館にコレクションされていたり、いくつものギャラリーと契約している一流の写真家ばかりです。

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野村さんはレビュー初挑戦。SAMURAIのアルル報告会で入会し、1年半でプロジェクトを仕上げ、英語も頑張りました。通訳さんもいたので安心だったようです。

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上原さんはステートメント講座から昨年に入会したばかり。海外初挑戦でしたが、かなり短期間ですべてを準備。得るところがとても多かったと大満足でした。

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千代田さんは昨年から取り組まれた新プロジェクトをお披露目。プリントの美しさから印刷の写真集ではなく、スペシャルな希少本を作ることを勧められました。

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佐々木さんも昨年から取り組んだダムのプロジェクトを持参しました。セカンドボックスとして持っていった野鳥シリーズの評判も良かったようです。

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重い作品、大きな作品がメインの田上さんは作品を見せるだけではないプレゼン方法を考えていきました。その結果、素晴らしい話をたくさんゲットしてきました。

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蓮見さんもこれまでの桜作品に新たなスタイルを加え、オリジナルの和紙にプリント。いろんなレビュアーから大絶賛されていました。

The exhibitions tour

The exhibitions tour
The exhibitions tour

The exhibitions tour
The exhibitions tour

4日間のポートフォリオレビューは朝9時から15時40分まで。各自20分のレビューを4日間で15〜20個受けました。そして、レビューが終わった後にあるのがExhibitions tour。ヒューストンのさまざまな場所で開催されている写真展へ無料のバスで連れて行ってくれます。写真家もレビュアーさんも一緒なので、フランクに話しかけられる貴重な機会。レビューだけでなく、こういう機会をアグレッシブに自分を売り込むことに利用します。

At the lobby

At the lobby

At the lobby

FOTO FESTのことをよく知ってる吉田先生と蟹江先生から教えられたのロビーや休み時間中のプレゼン。じつはレビューよりもこのほうがじっくり見てもらうことができます。レビュー時間でない合い間を利用して、自分から声をかけて有力なエキスパートとコネクションをつくる。SAMURAI FOTOメンバーも積極的に動きました。実際、4年前にこのロビーで気に入られたのがきっかけで吉田先生はモスクワの写真美術館と契約することになりました。

Open portfolio night

with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team

with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team
with PHOTOVISA team

2日目の夜7時から9時に開催されました。4フィートの中に参加写真家が一堂に会して作品を見せ合います。これも自分が予約しなかったエキスパートに会えるビッグチャンスになります。実際に、FOTO FESTのエグゼクティブ・ディレクターに気に入られて、ヒューストンの有名なアートセンターのトップを紹介されたメンバーもいました。

with PHOTOVISA team

At the lobby

At the lobby

私たちが参加した第3セッションには、一昨年に吉田先生が招待されたロシアの国際写真フェステイバルPHOTOVISAのオーガナイザーもいました。すでに吉田先生と蟹江先生がコネクションをつくってくれていたので、レビュー終了後には記念撮影もさせていただきました。今回参加したSAMURAIメンバー全員も彼らのレビューを受け、とても気に入っていただきました。近い将来、誰かがPHOTOVISAに招待されるのは間違いないようです。

The digest movie

参加している写真家も一流なら、レビュアーさんたちも超一流のアート写真のエキスパートばかり。そのため、すでに有名な美術館にコレクションされていてもギャラリーと契約していても、写真家たちは何度も続けてFOTO FESTにやって来ます。今回はSAMURAI FOTOはグループとしても売り込みましたが、これは誰もやっていないことであり、「日本文化を表現して世界に貢献したい」と話したところ、多くの色よいお返事もいただきました。SAMURAI FOTOは2018年にまた挑戦しますが、それまでには今回の成果を元にしたビッグニュースが生まれそうです。そんなノウハウをお話しする報告会も予定していますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20160413_753089.html