セミナー&プリント体験 アートプリント勉強会を開催しました

当日のカリキュラムはこちらでご覧ください

プロファイルを使ったプリントの仕組みと方法
/カラーマネージメントエキスパート 冨川丈司

プロファイルを使ったプリントの仕組みと方法
ICCプロファイルをつくる前に必要なのは、用紙の厚み、面質の強さなどの特性を知ること。そのうえで、自分の使うプリンターと用紙でプロファイルをつくっていきます。

プロファイルを使ったプリントの仕組みと方法
アートとしてのプリント作品をつくるには、ICCプロファイルづくりは必須。皆さん、真剣に耳を傾けてくださっていました。

アート写真とは何だろう?/田上晃庸

アート写真とは何だろう?
海外のアート市場に向けて活動するには作家自身が自分なりの「アート」の定義を認識することが大切。田上さんの定義はとても興味深い内容でした。

アート写真とは何だろう?
アートの定義について深く考察することによって、田上さんの作品は劇的に変化していった。ただの仏像写真ではなく、田上さんの思想が乗った独自の作品になった。

ファインアート紙で楽しむ「自分流の表現」用紙選びと使いこなしのコツ/村田光司

ファインアート紙で楽しむ「自分流の表現」用紙選びと使いこなしのコツ
さまざまなアート紙の特性を詳細なデータを元に解説してくれた村田さん。今回はプリントの際の用紙のこすれを防ぐためのコツも披露してくれました。

ファインアート紙で楽しむ「自分流の表現」用紙選びと使いこなしのコツ
同じ画像でも用紙の違いに印象は変わってくる。また、用紙の特性を活かしたデータの効果的なつくり方を知っておくことにより仕上がりが違ってきます。

プリントに必要な解像度の考え方/前田有歩

プリントに必要な解像度の考え方
プリンターの解像度である2880×1440dpiが割り切れる数字である360dpiでいいとされている。350dpiだと画像で見たときには違いがないが、1pixelの格子柄など細いデータだとモアレが出ることもあるという。

プリントに必要な解像度の考え方
シャープネスのかけ方については、レタッチの際の画面の倍率に注意しながら、プリントしたときの結果を元に決めていくといい。同じシャープネスでも印刷サイズによってうるさくなることもあるので注意したい。

アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会

アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会 アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会
アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会 アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会
アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会 アート紙補正・出力体験&Photoshop 個人相談会

参加者の皆さんがどのような雰囲気のプリントに仕上げたいのかを聞きながら、SAMURAI FOTOメンバーがレタッチ法を解説。ICCプロファイルを当てて、ピクトラン局紙、EPSON Velvet Fine Art Paper 、伊勢和紙Photo 雪色、Fresco Giclee、ハーネミューレ ファインアートパールなどの用紙にプリントをしました。レタッチと用紙が異なることによって、作品の雰囲気がかなり違ってくることに皆さん、驚かれたようです。
次回は、7月または8月にこのようなアートプリント勉強会を予定しています。ご興味のある方はぜひいらしてください(告知は1カ月までにはSAMURAI FOTOのホームページに掲載予定です)。

当日の動画は[Members only]ページから見ることができますので、SAMURAI FOTOメンバーの皆さんはそちらからご覧ください。