アートと用紙にこだわった2014年11月の勉強会を開催しました

11月30日勉強会の議題

  1. 国際写真フェスティバルPhotoVisa報告・後半(蟹江、吉田先生)
  2. 「アートとは何か」の発表(江田、久保田)
  3. 見学者の方の作品講評(中山、松山)
  4. 用紙の特性研究と解説(村田)、キャンソン/プラチナファイバーラグの使用感(千代田)
  5. 来年の写真展と次回勉強会についてと次回の宿題発表

国際写真フェスティバルPhotoVisa報告・後半(蟹江、吉田先生)

国際写真フェスティバルPhotoVisa報告・後半(蟹江、吉田先生)

国際写真フェスティバルPhotoVisa報告・後半(蟹江、吉田先生)

吉田先生が招待作家として参加されたThe IV International Festival of Photography “PHOTOVISA”報告。後半の今回は1時間半にわたって行われた吉田先生のレクチャー『Peaceful JourneyーLooking for the Hidden Energy of Prayer』の動画を見ながら、写真家が海外に出るときに何が求められているかについて語っていただきました。日頃から撮影風景や製作過程などの動画を録っておく必要性を感じました。PHOTOVISAの詳細はこちら。

「アートとは何か」の発表1(江田よしお)

「アートとは何か」の発表1(江田よしお)
「アートとは何か」の発表1(江田よしお)

「アートとは何か」の発表1(江田よしお)
「アートとは何か」の発表1(江田よしお)

子どもの頃に絵本代わりに美術図鑑を見ていた江田さんが気になっていた画家はカラヴァッジョ。また、1857年日本初の写真を撮影したのが祖先であることから、自分もコンセプトを用いて、後世の人々の感情を揺さぶるようなアートに写真で挑戦していきたいと語ってくれました。詳細はこちら。

「アートとは何か」の発表2(久保田翔也)

「アートとは何か」の発表2(久保田翔也)
「アートとは何か」の発表2(久保田翔也)

「アートとは何か」の発表2(久保田翔也)
「アートとは何か」の発表2(久保田翔也)

19歳のころに自転車で日本を旅した久保田さんはそれまで気づかなかった価値観を学び、それを表現したいと思った。東北震災での撮影を機に、写真で何を伝えたいのか考えるように……。現在は自身の哲学や精神性を目に見える形で表現、再現することを目指しています。(詳細は後日[How to]ページに掲載予定)

見学者の方の作品講評(中山さん、松山さん)

見学者の方の作品講評(中山さん、松山さん)
独自のセンスを持つ中山さんの作品は全員に大好評。いい刺激をたくさんいただきました。

見学者の方の作品講評(中山さん、松山さん)
会長、副会長の作品を見ながら、アートとは何かについて熱心に話されていました。

用紙の特性研究と解説(村田)

用紙の特性研究と解説(村田)

用紙の特性研究と解説(村田)

キャンソンのプラチナ・ファイバーラグの特徴と使いこなしのポイント、全体的な評価などをいつものように詳細なデータを基に村田さんが発表してくれました。千代田さんはアルルのフォトフォリオレビューに持っていくためにステートメントに合わせるとバライタ系の用紙がいいということになったこと、紙が違うと世界観が変わること、Photoshopでの追い込みは難しかったが楽しかったことなどを話してくれました。詳細はこちら。

PSJ会報に「アルル・フォトフェスティバルフォト・フォリオ・レビュー参加記」掲載

PSJ会報に「アルル・フォトフェスティバルフォト・フォリオ・レビュー参加記」掲載

PSJ(日本写真協会)会報・2014年冬号に、千代田路子さんが書かれた「アルル・フォトフェスティバル/フォト・フォリオ・レビュー参加記」が掲載されました。これから参加してみようという方にはとてもわかりやすい内容で貴重な情報です。