EPSON新プリンター SC-PX5V ll について学びました

1月31日勉強会の議題

  1. 2015年の年間活動計画の発表(蓮見)
  2. パリでのフォトレビュー参加に当たって(吉田先生)
  3. 「アートとは何か」を発表するために知っておきたいこと(蟹江)
  4. 「アートとは何か」の発表(原田)
  5. EPSON新ブリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木)
  6. 用紙の特性研究と解説(村田)、ハーネミューレ / ウイリアムターナーの使用感(佐藤素子)
  7. オリジナル和紙の発表(蓮見)
  8. SAMURAI FOTO写真展の申込み用作品の発表
  9. 2014年会計報告と2015年役員選出

2015年の年間活動計画の発表(会長/蓮見浩明)

新入会員の作品とステートメントの発表など

2015年のSAMURAI FOTOの活動計画
●毎月の勉強会と年6回のスキルアップ勉強会
●各自が年間計画表を作り、その進捗を見える化
●合宿 3月 エバレット・ブラウンさんの慈慈の邸
●8月 ステートメント発表合宿
●3月末 HP用ステートメント、作品の締切り
●9月~ LensCultureフォトレビューの準備
●11月 LensCultureフォトレビューに参加
●グループ展 12月ほか
●HPにPhotoShopチュートリアル動画を掲載開始

パリでのフォトレビュー参加に当たって(吉田先生)

パリでのフォトレビュー参加に当たって(吉田先生)

11月にパリで開催されるフォトレビュー“LensCulture”に参加するために、今のヨーロッパ、とくにフランスの現状を踏まえておくべきこと。そのうえでステートメントや作品づくりをするヒントを語っていただきました。

「アートとは何か」を発表するために……(蟹江先生)

「アートとは何か」を発表するために……(蟹江先生)

「アートとは何か」はそれぞれの作品をアートとしてレベルアップしてもらいたいと始まったもの。それを発表する際には見る人に伝わりやすい形でのビジュアル化が大切で、それはステートメントづくりにも通じるという。

「アートとは何か」の発表(原田浩司)

「アートとは何か」の発表(原田浩司)
原田さんはアルルのポートフォリオレビューに参加した体験プロセス(ステートメント→作品制作→発表→評価)を価値創出の手法であるDFACEに当てはめて発表。その結果、アートとは不易(本質)と流行(社会)を咀嚼した作家の主観を作品にし客観されたものと結論づけました。

「アートとは何か」の発表(原田浩司)

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EPSON新プリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木一弘)

EPSON新プリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木一弘)
EPSON新プリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木一弘)

EPSON新プリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木一弘)
EPSON新プリンター SC-PX5V ll のレビューでわかったこと(佐々木一弘)

GANREFの SC-PX5V ll のレビュー企画に応募し、見事、プリンターを手にした佐々木さん。そのレビュー記事は2014年11/22~12/22の約1ヶ月間で26個にも及んだ。佐々木さんのレビュー記事は以下からご覧ください。
http://ganref.jp/m/kazu3498/reviews_and_diaries

26個ものレビューを書くために SC-PX5V ll のほとんどすべてをテストしたといっていい佐々木さんからそれらをまとめて発表してもらった。いちばんの特徴はやはり、インクが変わったことで黒の濃度がさらに出るようになったこと。とくにクリスピアにプリントしてみるとその違いがわかるという。また、EPSON LAYOUT PRINTというソフトではPhotoShopの[校正設定]のようにプリントのシュミレーションができる。これは5Vや5002でもできるのだが、これらはカラーの場合のみ。だが、 SC-PX5V ll ではモノクロの場合にも可能になった。このように、使いこなした人でなければわからない佐々木さんのさまざまなインプレッションはとても役立つ情報になった。また、いただいた SC-PX5V ll はSAMURAI FOTOメンバーが使っていけるように提供してくれるそうだ。

用紙の特性研究と解説(村田光司)、ハーネミューレ / ウイリアムターナーの使用感(佐藤素子)

用紙の特性研究と解説(村田光司)、ハーネミューレ / ウイリアムターナーの使用感(佐藤素子)

用紙の特性研究と解説(村田光司)、ハーネミューレ / ウイリアムターナーの使用感(佐藤素子)

ドイツのハーネミューレ社のコットン100%の素材を使った半光沢紙ウイリアムターナーについて、村田さんが詳細なテストデータを元に特徴と使いこなし方について発表してくれました。この用紙の最大の特徴は用紙表面のラフなテクスチャーで、ハーネミューレの中では最も荒々しい。佐藤素子さんはこのテクスチャーが気に入って使用し続けているという。ただし、作品をA4にプリントしたときはこのテクスチャーがうるさく感じられ、A2以上では逆にテクスチャーが活きないという率直な感想も話してくれました。詳細はこちら。

オリジナル和紙の発表(蓮見浩明)

オリジナル和紙の発表(蓮見浩明)

オリジナル和紙の発表(蓮見浩明)

昨年のアルルのポートフォリオレビューに続き、今年のパリのLensCultureでも日本人の表現としてぜひ和紙を使いたいと思った蓮見さんは伊勢和紙の中北社長に特注の耳付き和紙を発注。数回の作り直しの末にミツマタ100%の三層に重ねた和紙をつくってもらったという。色も桜が映えるように漂白して完成したオリジナル和紙が披露されました。