蓮見浩明さんの意外と知らないCamera Rawの基本
蓮見浩明さんはPhotoShopの中のRAW現像ソフトであるCamera Rawの使いこなしから、SIlver Efex Proを使った印象的なモノクロ仕上げまでをていねいに説明してくれました。
Camera Rawでは、RAW現像する前にさまざまな加工ができますが、このレポートでは、それ以前にやっておくべき3つのポイントをchipsとしてご紹介していきます。
1つめは使用するカメラごとに[プリセット]をつくっておく。2つめは[水平]をとる。3つめは[ゴミを除去]です。レタッチ作業の際にはぜひ参考にしてください。
1. プリセットをつくる方法
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2. 水平をとる
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3. ゴミを除去
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村田光司さんの用紙の階調特性グラフのつくり方
写真用のグラフィックモニターを開発し、さまざまな用紙のプリント後のシュミレーションができるソフト開発に携わってきた村田さんは、SAMURAI FOTO の内外でも「用紙の達人」として知られています。
今回は、そんな村田さんが用紙の特性を調べるために行っている「階調特性グラフ」のつくり方を詳細に説明してくださいました。
この紙は暗部がどこから出なくなるのか、ハイライト部は忠実に再現できるかなどが、この階調特性グラフをつくることで見えてきます。達人ならではのコツを含めて、ご覧ください。
1. 黒から白を何段階かに分けたパッチを用意して、階調特性を調べたい用紙に予めプリントしておく。
2. colormunkiを立ち上げて、Photo ColorPickerを起動する。
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佐々木一弘さんのプリンターの使いこなし術
プリンターの使いこなしに関しては、エプソン製とキヤノン製の両社のさまざまな機種を使ってきた佐々木さんが、PhotoShopのプリント設定だけでなく、プリンタドライバとそのプラグインソフトの設定まで及んで、とても詳しく解説してくれました。
このレポートでは、その中でも和紙やコットン紙などのアート紙にプリントする際に、もっとも注意すべきポイントについて説明します。
用紙に厚みがあるとき、エプソンプリンタではプリント設定の中にそれを入力する箇所がありますが、キヤノンプリンタは意外なところにチェックを入れますので、覚えておかれると便利です。
★なお、上記の詳しい内容の動画は[Members Only]の「スキルアップ勉強会 2015年3月14日」にあります。SAMURAI FOTOメンバーの方はそちらからご覧いただけます。