デッサンするように光を学ぶFine Art Nude Photography 勉強会

立体感のある基本のライティングを組む

立体感のある基本のライティングを組む
指導していただいているのは吉田繁先生ですが、まずは以前に学んだ人がリーダーとなり、教えていくことでさらに習得することができて、いずれ先生になれるように「Teach the Teacher」方式で進めていきます。


開催日/2015年8月2日(日)   

立体感のある基本のライティングを組む
大きな白い布を被写体の後ろから垂らしていきます。ひとりでも自宅などで実践できるようになるべく少ない機材で、その使い方も教えてもらいながら、自分たちですべて組み立てていきます。

立体感のある基本のライティングを組む
まずは左斜め上から300Wのビデオライトだけを当ててみます。定常光で行なうことで、ストロボなどの場合よりも、光の具合が確認しやすくなります。

立体感のある基本のライティングを組む
ライト1灯だけだと右側の背景などに濃い影が出ます。これからどう変わっていくかを写真でも確認するために、シチュエーションごとに撮影もしていきます。

立体感のある基本のライティングを組む
次は、ライトの前にトレーシングペーパーを置いて、面光源にします。トレペとライトの位置を離しすぎると芯のない光になるので、位置関係にも注意します。

立体感のある基本のライティングを組む
今度は、白いレフ板にライトを当てて、バウンスさせます。こちらも位置関係に注意しながら、目視と撮影画像で確認しなら進めていきます。

立体感のある基本のライティングを組む
左側の腕のラインを締めて立体感を出すように、黒い紙で光を切っていきます。これがあるときとないときの違いも外したり入れたりしながら確認しました。

立体感のある基本のライティングを組む
最後は右側にも黒い布を立て、背景の右奥が少し明るくなるようにすることで、背景の立体化も図りました。ステップごとに体も立体的になっていきました。

撮りたいFine Art Nude Photographyのライティングを実践

撮りたいFine Art Nude Photographyのライティングを実践
参加者それぞれに撮ってみたいFine Art Nudeの作品を持ってきてもらい、そのライティングはどんなふうになされているかを教えていただきました。

撮りたいFine Art Nude Photographyのライティングを実践
自然光なのか、1灯なのか、2灯なのか、発表されているさまざまな作品のライティングを検証しながら、実際にその光をつくって撮影していきました。

撮りたいFine Art Nude Photographyのライティングを実践
自分たちが撮ってみたいと思っていたFine Art Nude作品がどのようなライティングで生み出されているのか、それを知る貴重な機会にもなりました。

撮りたいFine Art Nude Photographyのライティングを実践
自然光ならむずかしくない光もライティングでやると至難の技。スタジオマンを10年経験した吉田先生ならではのテクニックも興味深かったです。

*SAMURAI FOTOでは今後も3カ月に一度くらいの割り合いでFine Art Nude 勉強会を開催していく予定です。一般に募集はしていませんが、今回もすぐに定員に達してしまいました。ご興味のある方はSAMURAI FOTOメンバーに問い合わせいただくか、ポームページの[Contact]などからお問い合わせください